やる気の出ないとき
- 片桐
- 2018年5月18日
- 読了時間: 3分
生徒だけでなく、大人の私だって「やる気の出ないとき」はもちろんあります。私に限っていえば、授業は大好きなので意欲的に取り組めますが、反対に一人で黙々と行う資料の整理や作成、PCへのデータ入力は苦手で、たまりにたまって「もうやらなアカン!」と思うまで放置してしまいがちです。コツコツやれば良いことはわかってはいるのですが、2,3回たまると次の一歩が踏み出しにくくなり、さらに増えていく悪循環にすぐに陥ってしまいます。
勉強でもよくありますねよね。「今日はやる気でないなー、明日から頑張ろう!」とついつい先延ばしにしてしまうことは、誰しも経験があると思います。試験が迫っているくせに、なぜか急に部屋の掃除をしてみたりして、現実逃避をしてしまうことは珍しいことではありません。テスト期間中は、なぜか床屋や美容院に行く生徒が異常に多い気がいます(笑)
ここで少し考えてみたいのは、やる気がみなぎっている時はどんな時なのでしょうか。それは、夢中になるほど面白い・楽しいことであったり、少し成果や結果が出始めているときでしょうか。そんな時はすごく積極的に動けますよね。だからやる気の出ないときは、対峙している物事をそのように考えると、やる気が出るのかもしれません。
ただあまり得意ではないことや、面倒なことをポジティブに考えることは、ちょっと難しいですね。だから実際に動いてから、そういった気持ちになるのを待つのが良い方法ではないかと考えます。つまり少しでいいから取り組んでみることが大切です。例えば「今から10分だけ勉強をしてみる」「10分だけデータ入力をしてみる」のです。その後のことは、その10分後に決めます。
実際にやってみると、そこそこ継続できるものです。調子が良ければそのまま1時間くらい続ければいいですし、やっぱり気分が乗らなければ10分後に終わればいいのです。要はやる気なんてものは、後から湧いてくるものなのです。誰かから熱いメッセージを受けて、よーしやるぞ!と思っても、やっぱりそれだけで継続していくことは難しいです。自分で少し取り組んで、状態を見て、調子が良ければ長時間取り組んでみればいいのではないでしょうか。
また、これはよく私が使う方法なのですが、あえて中途半端なところで終わらせるのもひとつの方法です。一区切りついてしまうと、達成感を得てすぐにまた怠け癖が出てきますので、達成感を得ないように、途中で止めてしまいます。で、やっぱり中途半端は気になりますので、次の日に前日の続きをしやすくなります。
自分の性格をよく分析して、なるべく継続しやすいシステムを築くことが大切だと思います。
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